ラーニングプログラム 海外展開を視野に入れたコンテンツビジネスプロデュースに必要な知識体系とその習得方法の手順を
「キャリア形成プログラム」と「スキーム構築プログラム」に分けて整理して紹介しています。
ラーニングプログラムについて

ビークル選定プログラム
スキーム構築プログラム

国際共同製作においては、相手国、国際税務、流通戦略といった観点から、どのような権利主体 (ビークル) を構築するのかがひとつの鍵となります。ここでは、全体像を把握したうえで、個別のビークル選定に関する概要を理解していきます。

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プロジェクトスキームの理解

どのビークルを選択するのかは、それを取り巻くスキーム構築とセットで考えていく必要があります。ここではビークル選定に入る前に、まず代表的なプロジェクトスキームについての理解と、スキーム構築の考え方について学びます。

課税体系と法規制

プロジェクトの最終的な収支は、各国の税制や法律による制限と選択したビークルの種類によって、大きな影響を受けます。国際的な税務や法制度は複雑なため、当該分野に精通した専門家に相談することが必須ですが、専門家に依頼する前提として、まずは概要を把握しておくことが大切です。

代表的なビークルの種類

ビークルには、責任の範囲や権利帰属、課税方式等においてそれぞれ一長一短があり、どれがベストであるかということは一概には言えません。ここではコンテンツ製作に用いられる代表的なビークルの種類とその特徴について、各種契約と関連して整理します。

有限責任事業組合 (LLP) 契約

出資者の責任範囲が有限であり、さらに一定の条件の元でパススルー課税が認められているのが、有限責任事業組合 (LLP) です。海外の出資者は製作委員会特有の無限責任性を忌避する傾向が強いため、国際的な資金調達を考える際には検討すべきビークルのひとつとなりますが、その契約書には法定記載事項が多いためサンプルを元に理解を深めてください。

匿名組合契約

匿名組合契約を用いることで、いわゆるファンド形式による資金調達が可能となり、出資者の事業参加が必要なくなるため、資金調達と流通契約を切り離して、自由なスキーム設計を行うことが可能となります。ただし、金融商品取引法の適用対象となるため、出資者に対するリスク説明などを十分に行うことが求められます。ここでは、匿名組合契約の概要を理解するとともに、どういった点に気を付けなければならないのかを把握します。

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