Beyond Dolby (Stereo): Cinema in the Digital Sound AgeMark Kerins
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5.1チャンネル・サラウンドサウンドは、映画館とホームシアターで普及している。本書は、5.1チャンネル・サラウンドサウンドについて、「マトリックス」をはじめとする数々の映画を分析しながらその効果を解説している。分析では、画面に映し出されている被写体とその被写体のサラウンドサウンドとの関係を述べているが、サラウンドサウンドのミキシングが通常のステレオに比べて作業の手間がかかることも紹介している。本書は、多くの映画の事例から効果的なサラウンドサウンドの演出を学び取ることができ、その結果作品の臨場感を創り出すヒントになる。
目次
第1部:プロダクションとスタイル
1. 映画におけるマルチチャンネルの隠された歴史とデジタルサラウンドの起源
2. 5.1 のサウンド:聴覚の美学
3. 5.1 のビジュアル:視覚の美学
4. デジタルサラウンドのスタイルを分析する
5. デジタルサラウンドのスタイルを用いる
第2部:分析
6. マルチチャンネルの音響を研究する
7. 映像/音響の相互関連を研究する
第3部:理論
8. 身体と声
9. 装置の理論
10. リアルなもの、象徴的なもの