Practical Art of Motion Picture SoundDavid Lewis Yewdall MPSE
本書は、映画のための様々なサウンドについて、現場にとって有益な知識を網羅しているサウンドを理解するための必読書である。サウンドに関する制作における予算表の解説や主に使用される機材、サウンドのデータベースなど、プロデューサーにとっても必要な情報が多く含まれている。また、低予算プロジェクトからハリウッド型のプロジェクトまで、幅広いプロジェクト予算の制作においてサウンドをいかに効果的に制作するのかを説明している点も有益な情報である。
目次
1. サウンドの台頭
2. アマチュア時代
3. 伝統の衰退と成熟
4. 成功か失敗か:カメラを回す前に
5. プロダクションという手強い戦場
6. セットから現像まで
7. 映像編集と音響メディアの利用
8. 試写と試音響:批評的、客観的視点から
9. サウンド/音楽のためのマーキング
10. カスタム録音とサウンドエフェクト:本当の楽しみと冒険
11. サウンドの司書:オーディオ帝国のキュレーター
12. サウンドデザイン:神話と現実
13. サウンド編集:音合わせを素早く
14. サウンド編集:超低予算の戦略
15. デジタル編集:ハリウッドの陰のヒーロー
16. アフレコとルーピング:唇の動きと同期する
17. フォーリー:足音、小道具、布の動きの芸術
18. ノンリニア:デジタルのワークステーション
19. 音楽の作曲科:オーディオによるコラボレーションか、泥仕合か
20. 最録音の段階:プリダビングとファイナルミックス
21. テクノロジーの進化:サウンドの保存とカラー化
22. 尊敬すべき Nagra IV-S (アナログ)