Practical CinematographyPaul Wheeler
本書は、撮影監督のための実践的な撮影に関する解説書である。シャッターをはじめとしたカメラの仕組み、レンズの種類と歪み、フィルムの種類と現像プロセスなど、フィルムを用いた映画撮影に関する専門知識を身につけることができる。また、アスペクト比や被写界深度などについても説明されている。プロデューサーは、詳細な知識を必要としないが、本書の撮影監督が準備するべきことを記載した章は、撮影現場を効率よく管理するために知ることは有用である。
目次
第1部:ユニット
1. カメラクルー
第2部:テクノロジー
2. 撮影カメラ
3. レンズ
4. フィルムストック
5. 感度測定の基礎
6. 現像所
第3部:撮影監督の仕事
7. 露出測定
8. ライティングの比率
9. 三点映像調整
10. 18%グレーカードを用いる
11. 色温度
12. カメラフィルター
13. 被写界深度
14. 試写
第4部:操作
15. 合成と、三分割ルール
16. レンズと遠近法
17. アスペクト比
第5部:撮影監督の準備
18. リサーチ
19. 撮影の準備
第6部:将来を見据える
20. スーパー16mmを用いた映画/テレビのための手法