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Film Technology in Post ProductionDominic Case

本書は、映画制作におけるフィルムを扱うために必要な知識を集約した書籍である。近未来ではフィルムメディアを使用した制作業務はデジタル技術に置き換わるが、移行期ではフィルム処理に関する知識は必要である。本書では、フィルム現像の米国における経費、撮影された素材の現像から劇場に配給するためのリリースプリントと呼ばれるフィルムの焼き増しまで、フィルムの工程を専門的に解説しているので、プロデューサーが予算算出及び工程見積もりをするための情報を網羅している。また、放送用ビデオに変換するテレシネ処理に関する解説も含まれている。

目次

1. 歴史の中の映画技術
2. ポストプロダクションの方法
3. フィルムの加工
4. フィルムのプリント
5. ネガティブ・マッチング
6. 現像所でのプロセス
7. 音変換、編集、ミックス、同期
8. グレーディング、アンサープリント、リリースプリント
9. テレシネ変換
10. デジタル技術による加工

基本情報

ページ数
220ページ
出版社
Focal Press
言語
英語
発行年
2001年
ISBN10
0240516508
ISBN13
978-0240516509