Color and Mastering for Digital Cinema (Digital Cinema Industry Handbook Series)Glenn Kennel
- クリエイティブ
- 実写
- 国際|応用(レベル4)
- ポストプロダクション
デジタルシネマでは、フィルムと異なり使用するプロジェクタをはじめとする使用機器によって再現時の色が異なる。そこで、色管理がデジタルシネマ製作において重要となる。本書は、デジタルシネマの色及びマスタリングに特化しており、技術的な解説書である。第10章ではプロジェクターの特性を解説し、第11章ではステレオ3Dの明るさなどについての解説をしているが、この2章は技術的解説が少なく、プロデューサーが基本的な知識を得るために有用である。
目次
1. デジタルシネマにおける色彩・マスタリング概説
2. 実写映画における色彩
3. デジタルシネマにおける色空間
4. 変換のしくみ
5. 参照用モニタと環境
6. デジタル・マスタリング
7. デジタル映画配給のためのカラーエンコーディング
8. プロジェクター内部での色操作
9. ケーススタディ:DLPシネマ
10. デジタルディスプレイの技術
11. デジタル3Dプレゼンテーション
12. 将来の展望