The Technique of Film and Video Editing, Fifth Edition: History, Theory, and PracticeKen Dancyger
本書は、映像編集に関する理論と実践について解説している書籍である。アクション、コメディ、ドキュメンタリーなどのジャンルごとに解説しており、数多くの映画を事例として説明をしているのが特徴である。主に編集者や監督にとって有用な情報であり、プロデューサーには直接関係はないが、作品のクオリティコントロールをする観点に立てば意味がある。
目次
第1部: 映画編集の歴史
1. サイレント時代
2. 初期のサウンド映画
3. ドキュメンタリーの影響
4. ポピュラーアートの影響
5. 監督に転向した編集者
6. 編集における実験:アルフレッド・ヒッチコック
7. 当たらし技術
8. 国際的な発展
9. テレビと演劇の影響
10. 物語映画の伝統への新しい挑戦
11. MTVの編集への影響
12. 心理分析的発想の編集への影響
13. スタイルの占有:模倣と革新
第2部: ジャンルごとの編集
14. アクション
15. ダイアログ
16. コメディ
17. ドキュメンタリー
18. 想像的ドキュメンタリー
19. アイデアと音響
第3部: 編集の原理
20. 映像編集と連続性
21. 映像編集とペーシング
22. 音響編集と透明性
23. 音響編集とクリエイティブサウンド
24. ノンリニア編集とデジタル技術
25. 結論