エンタテインメント契約法 [第3版]内藤 篤
本書は、エンタテイメント・ロイヤーとして著者が経験してきた裁判所や官庁との数々の認識の乖離に基づく、エンタテインメント業界特有の契約に対する詳解書である。そしてその考え方を踏まえ、プロデューサーとソフトローとしてのエンタテインメント契約法のあり方から、具体的な契約条項のドラフティングまでを記載している。また本書後半では、各エンタテイメント業界における契約を個別網羅的に解説している。
目次
序章1 プロデューサー論
序章2 ソフトローとしてのエンタテイメント契約法
第1章 解釈手法の特殊性
第2章 約款論=不平等契約論
第3章 慣習・慣行
第4章 著作者人格権の不行使合意
第5章 契約書は後からやってくる:「契約書ドラフトの拘束性」仮説
第6章 エンタテイメント契約の報酬に対する立法的関与
—諸外国との対比において—
第7章 映画業界における契約
第8章 レコード音楽業界における契約
第9章 マネージメント業界における契約
第10章 ゲーム業界における契約
第11章 出版業界における契約
第12章 ライブパフォーマンス業界における契約
第13章 テレビ業界における契約
第14章 モバイルコンテンツ業界における契約