ヒット学─コンテンツ・ビジネスに学ぶ6つのヒット法則吉田 就彦
本書は、著者が数々のヒット作品やアーティストを生み出した経験に基づいて、ヒット作品を生み出すためのノウハウをまとめた書籍である。プロデューサーにとって、ヒット作品を生む確率をあげるために、経験者の手法から学ぶことは多い。その意味で、本書はプロデューサーに有用であり、同時に本書を通して自分流のヒットを生むためのメソッドを考える機会になることを期待したい。
目次
1. ヒットの正体
「心サービス」時代の鍵はヒットが握る
ヒット誕生のために超えるべき五つのの関門
2. 五つのヒット要因を探る
「ヒット要因1」時代ニーズ
「ヒット要因2」企画
「ヒット要因3」マーケティング
「ヒット要因4」制作
「ヒット要因5」デリバリー
ヒット要因が進化する現代社会
3. 実践に学ぶ六つのヒット法則
「法則1」ミスマッチのコラボレーションがヒットを生む
「法則2」明確なコンセプトがヒットを生む
「法則3」常に新鮮な驚きがヒットを生む
「法則4」継続性・連続性がヒットを生む
「法則5」付加価値がヒットを生む
「法則6」顧客との会話や顧客同士の情報交換がヒットを生む
4. ヒットを生むプロデュース能力
「人」と「ヒットの芽」という二つの鍵
「二つの鍵」のマネジメント
二つの鍵とプロデューサーの七つの能力サイクル
ヒットプロデュース能力をアップする方法
ヒットプロデュース力がビジネスに差をつける